2019年12月25日水曜日

2019年9月12日木曜日

動かしてはいけないカメラポジョン

以前、風林火山の如く撮影というブログを書きましたが、舞台の撮影に於いて、舞台幅サイズのカメラは動かしてはいけません。

「静と動」、静があるから動は安心して寄れるのです。

それを巷のビデオ屋さんは、カメラ2台カメラマン2名で撮影しているところが圧倒的に多いと思う。

そして、引きカメは舞台幅サイズだけではなく、ダンサーのグループサイズまで寄らされることがある。

そんな時に、次のダンサーが登場すれば見えた瞬間が映らないことになります。

また、引きカメがグループサイズに寄っている時に暗転になったことがある。

この時も、スイッチャーが「引きに戻してー」とインカムで言ってきた。

舞台の大臣柱も見えない真っ暗な時に舞台幅サイズに戻せる訳が無いでしょう。

まぁ、私は長年の経験があるプロですから、三脚のティルトとパンの位置、レンズに触れている指の角度による感覚で戻したら、

問題のないサイズだったので、その修羅場を乗り切ったことがありますが。。。

だから、舞台幅は固定の方が安心で良いのです。

また、カメラ2台カメラマン1名の構成も昔からありますが、これでは、2カット目は常に舞台幅サイズになり、引きすぎの絵となります。

以上のことから、ベストはカメラ3台カメラマン2名が理想的ですが、高価なカメラ3台に優秀なカメラマン2名の構成では、

コストが跳ね上がり、小さな発表会では採算が合いません。そこで、当方は風林火山の如く撮影を編み出したのです。

2019年8月21日水曜日

多くのバレエ映像業者のスイッチャーのスイッチングが批判されている

あるバレエの先生からコメントをいただきました。もちろん、他社の話ですが、「毎回、舞台が終わり、DVDを楽しみにしているのですが、いつも出来上がった映像を見て、前もって作品を理解していなかったり、映像に誰も写っていない瞬間があったりといまいちで残念な気持ちになることが多いです」とおっしゃってる。この事は、YouTubeでも確認しており、私もバレエ団の撮影をしているビデオ業者の応援で撮影していると、社長から「フレームアウトして」と言われたことがあります。つまり、一社だけでなく多くのバレエビデオ撮影会社が、バレエの先生のお気持ちや、バレエ映像の意味を、社長ですら理解できていないことになりますね。

ちなみに、当方のスイッチングはマッチ・カット方式であり、舞台でダンサーが見えている限り映しているので、"映像に誰も写っていない瞬間"など有り得ません。

後、こんなことも言われております。
「雑なお仕事をなさる大手会社さんがありいつも、悲しいなぁと感じております。」
東京の先生なので、バレエの大手会社となれば、あそこでしょうね。

2019年6月17日月曜日

バレエの映像アドバイザーと成り得る撮影技術

先日のバレエ映像撮影では、関西はもちろん関東でも同時期にお世話になり、関西の先生はもちろん、関東の先生にも、お褒めの言葉をいただきました。しかも、東京の一流バレエ団に所属されていた方で、バレエ歴に等しく多くのバレエ映像を観ているはずであり、「これこそが私の望んでいるバレエDVDです。」とコメントしていただいたのでした。

それにより、当方のバレエ映像撮影システムの方法論として、完璧という領域に達したと思う。

2019年3月2日土曜日

Grass Valley EDIUS Pro 9 所有

2019年3月1日、ノンリニアビデオ編集ソフトウェアのGrass Valley EDIUS Pro 9 通常版バージョン9.31でスタート。3月3日(日)の撮影より編集開始です。