2021年1月3日日曜日

風林火山の如く撮影

 ◎風林火山(Fu-Rin-Ka-Zan)の如く撮影

1)風のように素早く動く

ダンサーの登場が上手なのか下手なのか分からない時でも、見た瞬間に素早く動き構図を決めます。

2)林のように静かに構える

裃からクロスで交互に登場するシーンでも静かに構え、滑らかなカメラワークにより1秒でも長く映せるようにしています。

3)火のような激しい勢いで

リフト&リプカ(フィッシュダイブ)や、男性ダンサーの躍動感ある演技の後の膝つき決めポーズでも、キレのあるカメラワークでダンサーとシンクロして無駄の少ない構図に寄ります。

4)山のようにどっしりと構えて動かない

カメラワークするメインカメラ以外は、構図の違う3台の固定カメラであり、撮りこぼしが無く無駄の少ない構図を選択できます。

2020年12月24日木曜日

バレエのリフトの寄りを撮っています

 昨日観たボリショイバレエの映画でもリフトの話があり、YouTubeでも観たことがあり、先生方もリフトのお写真を投稿されています。

全てのリフトの寄りではなく、絵になるリフトの時だけです。

女性ダンサーが上にいる時間は、長くても3秒で2秒の時もあります。

直後にフィッシュ・ダイヴもあるので、油断できないですね。

なので、寄りを撮ることは、非常に勇気のいることです。

さて、バレエのリフトの寄りは、海外の一流バレエ団の動画で初めて観ましたが、生オケで指揮者撮りカメラもあり、寄りカメ3台、引きカメ2台の5台で撮影しており、私が観たのは、全身ルーズサイズで撮っているカメラがリフトサイズをクリアし、寄りカメが上のダンサーのみを一瞬撮ったのでした。

もちろん、スイッチャーの指示でもあり、カメラマンが信頼されているからこそのスイッチングであり、息が合わないとタリーランプ(採用されるとファインダー内に点くランプ)を貰えません。

そんな中、私の場合は、アマチュアのバレエ発表会が殆どであり、予算も無く、全身ルーズサイズからリフトのタイミングに合わせ、上の女性ダンサーにズームインしている訳です。

そして、フィッシュ・ダイヴへと構図の修正フォローをしなければなりません。

これが、中々、出来ることではありません。

日本一大切にさせていただいているバレエの先生の時は、本当に緊張しましたが、神技の如くタイトな構図のままフォローできました。

2020年12月22日火曜日

マルチカム編集の新機軸

2017年1月に新メインカメラで再始動し、完成形の新バレエ映像を確立しました。

そして、今日まで、当方のノウハウをフルに活用したマルチカム編集の新機軸は、軽々しく公開できない企業秘密のような物です。

また、このコロナ過で「密」にならない対策として入場制限があり、カメラマン席も縮小される傾向です。

それに、緊縮財政によるリストラも盛んであり、バレエ発表会では、カメラマンは絶対に必要ですが、スイッチャーは要らなくなりそうですね。

それでは、その理由として、当方の想いや情熱を下記に明記いたします。

【スイッチャには出来ないマルチカム撮影】

バレエの演技で、両サイドにコールドさん達が静止している中、センターの男女が二人で演技しているシーンがありますが、あるタイミングで、コールドが向きやポーズを変える瞬間がありますね。

これをスイッチャーが知っていて、もう、そろそろだと思い引き映像に変えても2~3秒早かったりします。

しかし、ビデオ編集ですると0.1秒の狂いも無く、引き映像に切り替えることが出来ます。

もちろん、再び静止になれば、男女のタイト・ツゥショットに戻ることもできるのです。

これが、意味のあるマルチカム編集であり、最高の満足感を味わえます。

最後に、コロナで無くても、バレエ団の撮影業者のスイッチャーさんが、ミスやヘマをしたくなく、切り替えのタイミングを、各カメラマンにインカムで指示し、現場では各カメラの映像は全収録にし、編集室でスイッチングをしているようです。

改めまして、当方は、ローコスト&ハイクオリティーなマルチカム撮影を謳い、ワンマン4台カメラにより、他の未熟なカメラマンに失敗される不安も無く、確実に3種類の固定カメラが映してくれています。

まさに、このコロナ過を生き残れる業者と成れることを祈っております。

ありがとうございました。

2020年11月8日日曜日

コッペリアよりグラン・パ・ド・ドゥの動画撮影

まず、中の袖幕サイズで映す。

下手奥からの二人の登場する瞬間から寄りを撮る。

二人は手を取りセンター前方までをセンターキープでタイトフォロー。

女性が少し離れるも二人をフレームに入れたままにする。

再び手を取り下手奥に移動、暗いのでアイリスを少し開け、センター移動で戻す。

男女が離れたり近づいたりするが、ツウショットタイトフォローのままです。

中ロングサイズに離れても、軽やかなズームアウトで引きに逃げることなく連続技でフォロー。

もちろん、近付けば、ズームインタイトフォロー。

一回目のリフトは軽く持ち上げるが、二回目は一番高く上げ女性ダンサーの右足を上に高くしても、画面から切れることなく軽やかなズームアウトでクリア。

緩んだサイズを縮めながら軽やかにフォロー。

今度は下手後方に移動しながら大きなリフトでも、女性ダンサーの左足が画面から切れることなく滑らかズームアウトでクリア。

着地に合わせズームインしているので、決まった時はすでに心地よいサイズになっている。

微妙に離れたり近づいたりするが、センターキープでなんなくクリア。

今度は、思いっきり離れ後方で近づき手を取り合うも、引き映像に逃げることなくズームイン・アウトで、表情も分かる連続ツゥショットが撮れている。

繋いだ手を放し両手を上げ、男女の決めポーズもバッチリ、タイトサイズで撮れている。

男性の左膝と左手で女性を支え互いに両手を横に伸ばす決めポーズも心地よいサイズで撮れている。

そして、何時ものレヴェランスカメラワークをする。

女性が下手前の袖幕退場をフレームに男性を残したまま見せる。

男性のアクションに合わせズームイン。

心地よいサイズのまま、アクティブなジャンピング演技も引き過ぎたり寄りすぎたりすることなく適切なサイズでフォロー。

再び下手奥からの演技が続き左膝を付き、腰が深く沈み両手を横に広げる決めポーズにも、アクションに合わせているので、静止した時は既に上あき構図にならないタイトサイズになっています。

立ち上がるアクションに合わせ上半身にズームインし、男性もレヴェランスカメラワークをしています。

男性の上手前の袖幕退場は、緊張を和らげる意味で、中の袖幕サイズまでズームアウトし女性ダンサーの登場を待つ。

女性ダンサーの下手前からの登場にズームインし、センターキープでで軽やかにフォロー、安定したサイズで撮り続ける。

下手中程で演技が終わり時計周りで回転をすると上半身にズームインで、レヴェランスカメラワークをする。

上手退場を引き映像に変えるのではなく、まだ見えているので上手袖幕に入るまでタイトフォローし、誰もいない舞台だから引き映像にする意味がある。

下手4人上手3人のダンサーの同時登場を引き映像で見せ、上手グループから流れに合わせズームアウトし、7人をタイトフォローサイズで安定フォロー。

下手にパンニングすることなく、両サイドに退場するので7人を映し続け中袖幕サイズに広げると、上手奥からの男性ダンサーに合わせズームイン。

寄り過ぎず引き過ぎずの構図でアクティブ演技をフォロー。

下手前で演技が終わると、女性の上手前からの登場を舞台中サイズのカメラで映し、直ぐに全身タイトフォローに切り替える。

演技中なので下手中からの男性ダンサーが見えてからズームアウトで二人を映す。

男性の反時計周りの大回転ジャンピング演技をタイトで撮り、上手中で演技が終わり、女性がセンター後方で連続ピルエットし同時進行ですが、慌てることなく女性にズームイン。

しかし、途中に両サイドから再び7人が登場するので、編集時に見える瞬間から舞台中サイズにカメラを切り替え、全員が中央寄りになったところで、メインカメラにしグループフォロー。

ここでも、下手なパンニングをするのではなく、揃っている演技を見せることに意味があり全員をタイトフォローする。

曲が終わり拍手になり、レヴェランスですが、バックダンサーもいるので寄り過ぎず、直ぐに全員サイズで見せています。

そして、2度目のレヴェランスも一瞬男女ツゥショットにしますが、トリの演技でもあり、緞帳が下りてくるのでタイトグループサイズで終わらせます。

以上

2020年10月28日水曜日

あるアクション映画のセリフ

無事 終了か

完ぺきだ

君より上はいない

だから困難な仕事を

任せられる

面倒が起きても対応できるからな

確かな実績だ

君は冷静なマシーン

眼力があり

他の誰とも違う方法で

物事を捉える


これらは、高度なバレエ撮影技術にも当てはまります。

2020年10月27日火曜日

ビデオグラファーのポリシー

 (1)変革できるビデオグラファー。


(2)新ビジネスモデルで時代の先取りをする。


(3)常に世論に敏感になり進化していく。


(4)先人の教えを守りつつ、進化した発想を持つ。


(5)時代の先端をゆく発想力と実行力。


(6)ビデオグラファーは、方向転換が早い。


(7)しがらみが無いので改革出来る。

2020年10月22日木曜日

究極のバレエ映像を撮る為の行動とは

 例えば、大阪のビデオ業者で奈良市内の発表会に行く場合、集合時間が7時になる。

郊外に住んでいる者は、それより1時間前の電車に乗らないと間に合わない。

なので、起床は5時になる。

そこで、普通のビデオ業者は開館前に着くことが目的で外観などは撮らない。

撮っても逆光だったり人や車が映り込みスッキリした会館の外観は撮れない。

私の場合、単独行動であり、スッキリした会館の外観を撮りたい為、Blu-rayには5W1Hが映像として表現されている。

その為には開館時間の3時間前に着くように出発しています。

そう、午前6時には着くように出発しています。

で、具体的には、午前3時ですが、睡眠不足にならないよう、深夜12時に出発すれば、残り時間で仮眠が出来、前日も出発前に仮眠しているので、足して6時間以上睡眠時間を確保できています。

そして、日の出と共に活動し余裕で最高の光線の時に会館の外観を撮るので、気分は絶好調になれる。

後は、何時もどおり、当方独自の撮影手法で海外のバレエ映像を参考に、今、目の前の発表会を先生との信頼関係を保ちながら喜ばれる撮影をさせていただいております。

帰りも単独行動であり、疲れた体のまま電車に乗ることもなく、エアコンを効かした車に乗りリラックスした状態で帰っております。

もちろん、東京からの帰りでも時間は掛かっても楽しくリラックスしながら、好きな時に仮眠し帰っています。

そして、帰り次第、直ぐにパソコンのHDDに撮影素材全てをアップロードし、快適にビデオ編集するのです。

もちろん、当方独自の完璧な撮影手法により撮りこぼしがなく、万が一の不具合にも対応できる予備の録画映像もあり、安心してマルチカム編集していますので、既存の古い常識にとらわれず、結果として喜ばれる撮影・編集で納品させていただいております。

人物(ダンサー)を美しく映す方法

人物を美しく映す方法として、レンズでは中望遠が良い。

広角レンズでは顔が太って映りますし、端の人は中央の人より小さくなり歪曲することもあります。

しかし、発表会の撮影では、お客様がいるので最後部座席からの撮影が多くなります。

それでも、先生方の許可を得て1席でも2席でも前よりにポジションをとることが多いです。

次に、バレエの場合、大・中・小のホールがあり、客席の傾斜によっても映り方が変わる。

また、可動式の座席の場合は、お客様がカメラのそばを通ると揺れることがあります。

新体操の場合は、大会は体育館ですが、演技発表会は、体育館と文化ホールのどちらかですね。

やはり、傾斜は少ないより多い方が良い。

2階席があれば尚良い。

残念なのは、客席が平らな多目的ホールや2階席のない小さな体育館であり、お客様の頭が構図の中に必ず入ってきます。

そうそう、バレエでもホールによっては、お客様の頭が構図の中に入ることがありますね。

だから、バレエも新体操も最後部座席寄りの高い位置から撮れることが、美しく映す条件となります。

ちなみに、ローアングルだと足を長く映せますが、集団演技の場合、奥の人物を常に映し続けることが出来ません。

ハイアングルはその逆になりますが、カメラ位置が遠く望遠撮影になるので、そんなに気にはなりません。

それよりも、奥の人物も映せることの方が大事です。

2020年10月20日火曜日

『ドン・キホーテ』第3幕よりグラン・パ・ド・ドゥの動画撮影

 まず、中の袖幕サイズで映す。

キトリとバジルの上手奥からの登場を、見える瞬間から寄りで撮る。

センターに移動しながら最初のリフトをキトリの手が画面から切れることなく計算された空間で撮っているので、なんなくクリア。

そして、心地よいサイズに詰める。

2回目のリフトもサイズを緩めてなんなくクリア。

3回目も同じようにクリア。

2人が少し離れても引き絵に逃げることなく、軽やかなズームアウトでフレーム内に撮り続けます。

さらに離れるも直ぐに回転してセンターに近づくも、軽やかズームイン・アウトで心地よくフォロー。

4回目・5回目とリフトをクリア。

その後、離れるも滑らかズームアウトで引きに逃げることなく2人がフレームに入っています。

バジルが軽くジャンプし手を差し伸べ、キトリとバジルが手をつなぎセンター移動も滑らかズームインでタイトフォロー。

2人が離れても、もちろんフレームに収まったままの連続構図です。

近付けばタイトな構図に修正。

次の曲が流れ演技をタイトフォロー。

そして、バジルが上手前、キトリが下手奥に離れても、広い映像に逃げることなく軽やかズームアウトで構図に入ったままです。

一歩・二歩・三歩と近付くも、アクションに合わせて構図修正。

さらに近付き手を取り合うもタイトな構図になっています。

バジルが一周しキトリが一瞬手を放し、さらに演技が続く。

二人をセンターキープで安定した映像を撮り続ける中、最初の本格的なリフトは、キトリが背中になるので、バジルの足も入る全身サイズです。

もちろん、引き過ぎずキトリの上げた手も、中の安全フレームに収まっています。

再び対角線に離れバジルがジャンプして右膝をつきキトリに近付くもアクションに合わせたズームインでタイトな構図にしています。

しばらく、2人の接近した演技が続き、再度大きく離れるも、滑らかズームアウトで構図に入ったままです。

そして、センターで近づき、手をとり軽くアラベスク、キトリが正面になり右脇腹と左足太腿て持ち上げる、最も華麗なリフトをタイミング合わせて上がるキトリのタイトショットにズームイン。

寄っているので、キトリの成功笑顔がよく見えています。

そして、直ぐにフィッシュ・ダイヴするので、全身サイズに戻し、完全決めポーズまで時間があるので、ゆっくりズームインでタイトショットにします。

演技が続き、また、離れるもアクションに合わせたズームアウトで二人はフレームに入ったままです。

また、近付きセンターでの演技の後、少し離れて決めポーズ。

拍手の後のレヴェランスは二回するので、最初はキトリのみの上半身サイズ、礼で引いて、次はバジルを入れたキトリの上半身サイズにし頭が下を向くので二人のショットにズームアウト。

キトリの上手退場をバジル込みで見せ、動くバジルにズームイン。

暗い下手奥に移動したバジルを明るさ調整し、バジルの連続ジャンピングアクションを、カッコよく見えるよう微妙にサイズ修正しながら、アクティブカメラワークを続けます。

センターでの左膝深くつく決めポーズにもなめらからズームインし、静止した時には、トリミングした構図のように上あき構図にならない、タイトな構図になっています。

拍手の後、立ち上がると共に上半身にズームイン、そして、レヴェランスカメラワークの後、上手退場を見せながら、中の袖幕サイズにし、緊張を和らげた後、上手から登場するキトリにズームイン。

一連の演技をセンターキープで安定的に撮り続け、上手中の袖幕前で演技が終わり退場しますが、挨拶の為、ちょっとの間の後、再登場しますので、その位置で待つように構図を保つとキトリの登場がタイトのまま構図に入り、そのままフォローしてレヴェランスカメラワークを撮り、上手退場を見えなくなるまでタイトフォロー。

奥の袖幕サイズでバジルの登場を待つ。

上手奥からのバジル登場を見えた瞬間から寄って撮っています。

しばらく、バジルのアクティブ演技をタイトフォローし、下手前からの大回転ジャンピング演技をタイトフォーローする中、3時の位置(上手奥の袖幕に近付く)で、キトリの登場を映すため、上手奥の袖幕を残したままま、バジルをフォローしていると、登場するので二人の構図をキープする。

バジルの上手前の袖幕退場を見せ、直ぐにキトリに寄り連続ピルエットをタイトで撮る。

そして、バジルが登場しフレームに入ってくる。

演技終わりのキトリが上手奥に移動する中、バジルの演技が始まるのでズームインタイトショットにする。

バジルの演技終了とキトリの演技開始が重なるので、奥の袖幕サイズに切り替える。

直ぐに、タイトツゥショットで二人をフォローする。

キトリの移動しながらの連続ピルエットを見せつつ、バジルの前を通りすぎる時からキトリのみのタイトショットにし、キトリが下手前で右手を上げる時には、バジルも右手を上げるので、絶妙のタイミングでズームアウトし二人を映す。

キトリがセンターのバジルに近づき、2人が膝つき決めポーズもタイミングを合わせてタイトショットにしているので、上あき構図にならない心地よいサイズで撮れています。

拍手の後、何時ものレヴェランスカメラワークをし、トリの演技なので2人が後ろに下がり、緞帳が下りる中、しばらく寄っているが、緞帳がかぶる前に中ロングショットで暗転にしています。

以上

2020年10月19日月曜日

『海賊』第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥの動画撮影

 まず、奥の袖幕サイズで映し、上手奥からの男性ダンサーを寄りで撮る。

アラベスク、ジャンプ、右膝つき、立ち上がり、六時位置を過ぎた所で、下手奥からの女性ダンサーの袖幕見え始めを奥の袖幕サイズで映しているので引きすぎにはなりません。

2人が少し近寄り手を上げたところでタイトツゥショットにする。

次に女性ダンサーが近付くところを滑らかなズームインで、もっとタイトツゥショットにする。

脇腹を掴んでの最初の持ち上げも、オンエアーフレームで切れることなくクリア。

左脇腹と右膝によるリフトは2人フルサイズをキープで撮る。

暫く心地よいツゥショットサイズでフォロー撮影し、最初の演技が終わり拍手になり、女性の上半身まで寄るが構図の中に男性ダンサーも入れている。

お辞儀で2人込みのサイズに戻す。

女性ダンサーの上手退場をキッチリ映す。

男性ダンサーの歩き初めに合わせタイトワンショットにし、フォロー撮影。

男性ダンサーの躍動感ある演技にカメラも魂込めてフォローリング。

下手奥の照明が暗い所に移動してもマニュアルアイリス調整で絞りを開けている。

センターに来ると、また、アイリスを戻す。

演技終わりの決めポーズ(右膝つき右手上げ)もアクションに合わせて(同期)、ズームインしているので、まったく上あき構図にならず、締まった構図として撮影成功。

立ち上がると共に上半身にズームイン、お辞儀で全身サイズに戻し、そのままのサイズで上手退場をフォロー。

奥の袖幕サイズに切り替え、上手奥からの女性ダンサーの登場する瞬間から寄りで映し、センターキープでしばらくフォロー。

演技終わりは、何時ものレヴェランスカメラワークをします。

上手退場をそのままのサイズで見えなくなるまでフォロー。

奥の袖幕サイズに切り替え、上手奥からの男性ダンサーも登場の瞬間から寄りで映し、暫くアクティブジャンピング演技をフォローする中、12時の位置で、上手から登場の女性ダンサーをフレームに入れる為、上手奥の袖幕を入れると、タイミング良く女性ダンサーの登場を映せている。

2人を込みにしたサイズも微妙に調整し、男性ダンサーが決めポーズをすると共に、女性ダンサーにズームイン、連続ピルエットをタイト全身サイズで映し、終わると下手に移動するが、男性ダンサーも込みにする。

下手前でアラベスクバック移動にズームインフォロー。

男性ダンサーがセンター奥に移動し2人が込みで映る。

女性ダンサーがジャンプしながら上手中袖幕に入るのを見せ、男性ダンサーにズームイン。

左足を水平にしての回転を撮り、上手奥からの女性ダンサーの登場を奥の袖幕サイズで映す。

ピルエットしながらセンター移動する女性ダンサーをフォローしつつ、男性ダンサーがフレームに入り二人込みの構図キープ。

センターで2人が合流し、男性ダンサーが左手つき右手45度上げのポーズと女性ダンサーの左手上げをタイト構図にキッチリ収める。

レヴェランスカメラワークをし、2人の上手退場を引きにせず、そのままのサイズで見えなくなるまでフォロー。

暗転になり次の演目に備える。

以上

2020年10月18日日曜日

『せむしの仔馬』海と真珠より真珠のバリエーションの動画撮影

 まず、中の袖幕サイズで開始し、上手奥からの2人の登場を寄りで撮る。

センターで演技を開始するが、心地よい画面サイズで2人を安定的にフォロー撮影。

下手のダンサーが跳ねながら下手移動、上手ダンサーも軽く下手移動、直ぐに上手移動、下手ダンサーも続いて上手移動、2人が向かい合い演技する。

一回転した後、2人が左右に離れるが、当方は、ドン引きサイズに逃げることなく、アクティブスピードに合わせた滑らかなズームアウトでフォローし続けるので、一瞬でもダンサーが小さく映ることはありません。

今回はリトルダンサーであり、近寄りませんでしたが、上級クラスのダンサーの場合、近寄りますので、一瞬でも2人の寄りを撮って上げ、直ぐに全身サイズに戻しレヴェランスのカメラワークをして上げます。

上手に退場もドン引きサイズにするのではなく、見えなくなるまでツゥショットサイズ(2人サイズ)でフォローします。

暗転になり次の演目に備えます。

以上

2020年10月17日土曜日

アルレキナーダよりバリエーションの動画撮影

 まず、舞台幅サイズで映し、下手前からの登場の瞬間から寄りで撮り、心地よい人物サイズにズームインしながら画面センターをキープ。

暗い下手奥に移動してもアイリス調整しているので、適正露出撮影ができています。

センター下手寄りで演技が終了し、上半身サイズにズームイン、そのままセンターまでフォロー、お辞儀で全身サイズにズームアウト、そのままのサイズで下手袖幕までをフォロー。

暗転になり次の演目に備えます。

以上

スワニルダのバリエーションの動画撮影

 まず、舞台幅サイズで映し、上手奥からの登場の瞬間から寄りで撮れています。

曲が流れ演技初めの最初の手上げから、中の安全フレームサイズに収まっています。

常にダンサーをセンターキープで撮れています。

暗い下手奥に移動しても微妙にアイリスを開けたり絞ったりしていますので、明暗の違和感はありません。

センターで演技が終わり、拍手が聞こえ一歩前に出ると共に上半身にズームイン、すかさずお辞儀と共にズームアウトで全身サイズ。

そのままのサイズで下手退場をフォロー。

暗転になり次の演目に備えます。

2020年10月16日金曜日

エスメラルダよりバリエーションの動画撮影

 まず、中の袖幕サイズで始まり、下手奥の登場を寄りで撮る。

センターまで移動し演技が始まるが、小股開きで左手を上げても、中の安全フレームにピッタリサイズ。

計算された構図で撮れています。

そして、常にダンサーを画面中心にしたフォロー撮影。

ジャンプの後の決めポーズは、まず、右膝をつき座り込むようにしながら右手のタンバリンを上げますが、その一連の動作をナチュラルにズームインし、上あき構図にならないタイトな構図で撮れております。

立ち上がると共に上半身にズームインし、そのままセンター移動をフォロー。

礼と共に、ズームアウトで全身サイズにし、そのままのサイズで上手退場を見えなくなるまでフォロー。

暗転になり、次の演目に備える。

以上